できなかった時に力はつくのです

2017年9月19日

私、実は楽天イーグルスのファンです。

最初のきっかけは田中将大選手でした。今はもうなんだか偉そうになっちゃって、あまり応援する気にはなれません。でもイーグルスに入団舌当時は、弱いチームの中で強い相手に向かっていく姿勢が、とても魅力的でした。

東日本大震災の前から、東北のファンの暖かさも好きです。

大阪出身の私ですが、阪神ファンのヤジの激しさにはついていけません。

かつて優勝した楽天イーグルスの失速

田中将大選手がメジャーに行く前に、イーグルスが日本一になった時は爽快でした。

あんなに弱かったチームが優勝したのですから。「あきらめなければ、いつかできるようになる」というメッセージを受け取りました。

ところで今年のイーグルスは前半は快調でしたが、後半戦に入って失速失速しています。創立した年より連敗が長い気がするほどです。

そんなイーグルスの中でもウィーラー選手の不調が気になっていました。彼はチームのムードメーカーだからです。

タイムリーヒットが出ると、誰がうってもすごく喜び、全身で表現するので、ベンチの雰囲気が良くなります。

今シーズン前半戦の快進撃は、そんなベンチの空気が作ったのでとも思えます。

不調のウィーラー選手のホームラン

そんなウィーラー選手ですが、ここ最近不調です。ホームランどころかヒットも滅多に出ません。ウィーラー選手以外のチームの打線も湿りきっていています。そんなわけで、はしゃぐ機会もありません。

以前は空振りすると、悔しがっていたのですが、最近は自刎のふがいなさに怒りに近い感情があふれ出てきます。そのせいか最近の打撃フォームは力んでしまっています。「これでは打てないだろう」と思えて、空気がドヨンとしています。

そのウィーラー選手が、2017年9月16日(土)はひさびさのスリーランホームランを打ちました。

ファンはもちろんチーム全員が大喜びです。本当にもよかったです。

できたのは結果なのです

ところで私は、大事なのは打てない時期だと思っています。ウィーラー選手自身も力んで大振りになっていたことは分かっていたはずですが。プロなんですから。

それでもチームの負けが込んでいて、四番打者としては何とかしたいと思う気持ちが力みを生むのでしょう。

植木等ではありませんが、「分かっちゃいるけど、やめられない」のです。そんな状態の中で「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤した結果が、この日のホームランだったはずです。

できるようになった日が、うれしくてたまらないのは当たり前です。本当に良かったのはその通りです。でもその日が来たのは、できない日の「あーでもない、こーでもない」と真剣に取り組み続けた結果なのです。

ですから、できない時をどう過ごすかが、人として生きる上では大事なのだと思うのです。