受験が虐待になる時

ぼくは納豆が大嫌いだ
健康のためでも納豆は食べない

納豆はお好き

受験のためでもしてはいけないこともある

小5のRちゃんは中学受験をする。そのお母さんから

Rは論説文が嫌いなんですが、読ませるのにはどうすれば良いでしょうか?

と聞かれたので

嫌いな論説文なんか読ませてはいけないと思います

と答えた。

なぜなら、ぼくは納豆が嫌いだからだ。

もちろん何度も食べたことはある。食わず嫌いではない。

いろいろ工夫しても、美味しいと思わないどころか、口に含むと吐き気がしてしまう。無理に納豆を食べさせようとされたら、

こいつとは一生つきあいたくない

と思ってしまうだろう。

論説文が嫌いでもカワイイのは好き

Rちゃんは何が好きなんですか?

カワイイのはすきですね

だったらカワイイ内容の小説でもマンガでもいっぱい読めばいいんじゃないですか?

マンガでもいいんですか?

いいですよ。中身のあるマンガもあるし、いわゆるライトノベルでもいいし

そうなんですか

もちろん質の良し悪しはあるでしょうけど、つまらないのは飽きますから、量を読めばいいものを選ぶようになるでしょう

国語の問題集だけ学ぶと読解力はゆがむ

進学塾の問題集なんかでは論説文が苦手なんですが、どうしたらいいですか?

全体としての読解力が足らないのかもしれませんが、問題集をいっぱいやらせたら読解力はゆがみますよ。

そうなんですか?

だって問題集の論説文は、もとの論説のごく一部分を切り取りとったものでしょう? そしてその一部分だけを読んで、誰もが正解にたどり着くように問題を作るわけです。
作者が一番わかってほしいことは、問題文の外にあったりするわけでしょう?
しかも入試問題となれば、問題文を丁寧に読まないで、普通の常識で考えると間違うような問題をわざと作ったりします。落とすためのテストだからワナを仕掛けるわけです。

そうですね。

そんなひっかけに注意して文章を読んだって、内容が楽しめるはずがないし、理解が深まることも少ないと思いません? しかも自分の中には何の興味もないとしたら、なおさらでしょう?

でもライトノベルで読解力がつくんですか?

中身に興味を持って大量に読めば、論理の組み立て方がいい加減なのはつまらなくなるし、文章表現が雑なのも気になるようになりますよ。好きな作家を一人選んで、全作品を読むつもりで挑戦してもいいんじゃないですか?

普通の学習でもそうだが、問題集ばかりを学ぶのは最悪だとぼくは考えている。本人が興味を持っていないことを大量にやらせるのは、ほとんど虐待だ。

受験があっても心から集中できることを

そもそも受験勉強で扱われるテーマは、子どもが興味関心を持てないことが多い。だからこど、心のバランスを取るためにも、心か興味が持てることに取り組む時間も必要だ。

だから嫌いな論説文よりライトノベルがおすすめなのだ。

それに、ライトノベルを極める気になって読み込めば、書評や論説文を読みたくなる時期が必ず来る。



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