集中力のない子どもはいない – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

集中するために必要なのは「戻る力」

どの子にも集中力はある

子どもが学校の宿題に集中できない理由

あなたのお子さんは、学校の宿題に集中して取り組めていますか?

私は何百人ものお子さんの学習に個人対個人で付き合ってきましたが、「学校の宿題にずーっと集中して取り組めている」などという話は聞いたことがありません。あなたのお子さんが宿題に集中できないのは極々ふつうのことです。

その理由ははっきりしています。

あなたのお子さんが学校の宿題をすることに切実な欲求を持てていないからです。なぜなら、あなたのお子さんの内側から湧き出てくる興味関心とは何の関係もないところで、文部科学省の都合で学校で学ぶ内容が決まっているからです。

教科書を書く偉い人たちも学校の先生方も、様々な工夫をされています。それでも、差し迫って自分に必要もない歴史の顛末を覚えたり、見えもしない引力の働きを理解したり、できなくても困らない逆上がりに、すべての子どもが夢中になるなどということは、論理的にありえません。

本心から興味のないことに、集中できるように、人間の心はできていないのです。
 

長時間集中できることはある

では、あなたのお子さんには集中力がないのでしょうか?

私が知る限り、集中力のない子どもは一人もいません。その証拠に、あなたがいくら止めようとしても、熱中してやめないことの一つや二つは必ずあるでしょう?

工作や読書であれば、あなたの希望に沿うこともあって、好ましく理解もしやすいので受け入れやすいでしょう。

でも、テレビやDVDを見つづけることならどうでしょう?
オンラインゲームやネットサーフィンにハマるのはどうでしょう?

あなたの希望には沿わないので、受け入れにくいかもしれません。

そういう消費的なことは制作者の意図に乗っかっているだけという見方もできます。

でも、あなたのお子さんが1時間でも2時間でも平気で集中し続けることがありませんか?

そうです。あなたのお子さんにも集中力はあるのです。

ただ、あなたがして欲しいことに集中しないので、あなたが困っているだけの話なのです。
 

興味のないことに集中するのは3分で上等

あなたや学校の先生が集中して取り組んでほしい宿題は、お子さんにとっては興味深くもなく、やっても面白みもあまりもない退屈なものがほとんどです。

そんなことに集中できるのはせいぜい5分。普通は1〜2分。3分なら上等です。

大人だってつまらない単純作業を延々とやらされるのは辛いでしょう?
仕事ならお金が入ります。お金がないと暮らせません。でも成績が悪くたって飢え死にすることはありません。
 

大事なことは戻る練習

もちろん集中できない状態で宿題をすれば、延々と時間がかかったりします。宿題をして学校に行かないと先生に叱られます。お友達からバカにされたりもします。

だから、あなたのお子さんも「集中してできて早く終わればいいなぁ」とは思っているのです。

それでも集中して終わらせられないのが学校の宿題なのです。

では解決方法はないのでしょうか?

あります。

それは、気持ちが外れたら元の戻る練習をすることです。

大人になって仕事をすれば、誰だって求められることです。

掃除や洗濯、お料理やお片づけといった家事でも求められることです。

あなたも心の底から楽しめる日ばかりではありませんよね?

そういうときこそ「少しくら気分が乗らないことでも、集中してきちんと片付ける力」が必要なのです。学校の宿題はその力をつける一つのチャンスととらえて、自分ごととして取り組むのがベストでしょう。

ポイントは、気分が外れた時になるべく早く元していたことに戻る練習です。決して宿題の出来不出来ではありません。
 

元に戻る練習は長くは続かない

その気になれない宿題に取り掛かっても、3分はなんとか続いても飽きますよね。そしたら1分くらいはボーッとしてもいいのです。で、気がついたらまた戻る練習をするのです。2分続いたら45秒くらいボーッとしてまた戻る。また3分続いたら少しボーッとする。
そんな具合でやっていても、だんだんと疲れてきます。

1分も続かなくなったらもう限界でしょう。そんな時に

さっさと終わらしなさい

などとハッパをかけるのは最悪です。限界に近づいているのですから。

もう無理だなぁと思ったら10分くらいは休んだ方がいいでしょう。

小学生なら30分も続けられたらほめてあげていいでしょう。

学校の授業は先生がお話しされている時に、真面目に聞いていなくてもすぎていきます。でも宿題は自分でしなければ進みません。授業の2倍くらいは疲れるものなのです。

自分が好きで興味が持てる教科なら1時間でも大丈夫かもしれませんが、苦手だったりすれば20分でもなかなか大変です。

ダラダラが続くようだったら、その日はもうおしまいにした方がいいでしょう。

なぜなら、そうなったらもう勉強とは言えず、「ダラダラする練習」以外の何物でもないので、百害あって一利なしです。

でも、そんなことをしていたら宿題が終わりませんよね?

そういう時は答を写しちゃえばいいのです。あなたが全部教えて答えを書いちゃってもいいのです。それでもダラダラする練習を積み重ねるより100倍マシです。
 

真剣勝負は10分でいい

この数分頑張ってしばらくボーッとするというのも、本来の集中とは少し違います。もともと好きであれば1時間でも没頭できる力をほとんどの子どもは持っています。

多少とも意味を感じられることなら、10分くらいは集中できるようにもなれます。

でもその練習には宿題は不向きです。一番ベストなのは計算練習とか漢字や英文の練習といった単純作業です。

それも自分の実力よりほんの少し上のことに真剣に集中する練習をするのです。実力より難しすぎたり易しすぎたりすると、単純作業で集中力を高めるのは難しくなります。

雑念が湧きやすくなるからです。

そんな練習ができるように私が開発したのがオカダ式プリントシステムです。

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