言葉と心のズレと豊かさ – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

言葉というのは、とても便利で、とても不自由な道具です。

「江戸時代にはね」

と言うだけで、一瞬にして100年以上も前の世界に心が飛んでいけるのです。

その一方で、江戸時代のイメージは人によってバラバラです。たとえば

「封建時代だから、不自由に決まっている」
 
「江戸の文化の豊かさを思えば、心は今より豊かだったかもしれない」
 
「江戸の八丁堀には飢えで亡くなった人の骨が大量に見つかったのだから、江戸町民の貧困はすさまじかった」
 
「飢饉の時はさておき、農薬も放射能もなかったのだから、江戸時代の食はすばらしかった」
 
「微分積分にも匹敵する和算は、実に高度なレベルだったので日本人はすばらしい」
 
「身分制度がガッチリしていて、職業選択の自由なんかなかったとんでもない時代だ」
 
「親の仕事を継ぐのが当たり前だったので、それぞれの職業の中に優れた人もそこそこの人もいたので、全体としては今より平等だった」

「江戸時代にはね」

という言葉で心に生まれるモノやコトは、人によっても、その時によってもさまざまに違います。だから、言葉は通じるようで通じない。一つの言葉の後ろに、思いやモノやコトが膨大に隠れている、とも言えます。

悪い言葉を使えば悪いことが起こり、良い言葉を使えば良いことが起こるという人がいます。

そうかもしれません。
そうではないかもしれません。

言葉の持つ不思議さは「言霊」などという、一つや二つの言葉で表せるほど単純ではないと思うのです。
 
 

Tag: 迷信

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