すぐに分からなくても何の問題もありません – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

 算数の教科書は、たし算と同時に数の概念や量の概念を教えようと作られています。それが悪いというつもりはありませんが、量の概念や数の概念が小1や小2の子どもにしっかりと伝えられるとは、私は思いません。

 たとえば「1+1=2」を概念で捉えるのは、私はとても難しかったのです。

 「鉛筆が2本あります」というのは、なんとなく分かっても、この鉛筆とあの鉛筆で合わせて2本というのは、気持ちが悪かったのです。

 普通の鉛筆と赤鉛筆であわせて2本として良いのか悪いのか? 同じ鉛筆でも、使った具合によって長い鉛筆と短い鉛筆で2本と言えるのか? 丸いクッキーと四角いクッキーで、クッキーが2枚と言って良いものか?

 バニラのクッキーとチョコのクッキーが何枚もあって、2枚ずつ分けたときに、バニラだけ2枚の子とチョコばかり2枚の子がいると喧嘩にならないか…

 こういうことが気になりだすと、1+1=2 がストンと腑に落ちなくなりました。

 とりあえずの約束事として「1+1=2なんだよ」で納得できる子どもは気軽に先に進めるのですが…
 
 1+1=2 が、私なりに納得できたのは、大学で集合論を学んだときです。でもそんな「屁理屈に近い理論」を子どもに説明することはできません。だから「とりあえずの約束事」ですませてしまうことが大事なこともあるのです。
 
 私が使っているプリントでは、量や数には一切触れていません。まず順序数をしっかりと身につけもらいます。具体的には1から150までの数を順番に10分以内でかけるようになるまで数字を書く練習をしてもらいます。

 それができれば

+1というのは次の数のことだから、
1+1=2
1+2=3

がわかってしまえば

49+1=50
110+1=111
139+1=140

といったくり上がりのある計算も何の問題も起こりません。

余計な事を言わなくても、いや、むしろ言わないから

+2は+1を二回するんだよ

ですみますし、

+3は+2と+1をするんだよ

ですみます。

おはじきやタイルで説明しなくても

99+3=102

もできてしまいます。
 
位取りの仕組みや理屈なんか、もっと難しい計算がスラスラ出来るようになってからした方が良いと考えています。

ですから、たし算のくり上がりに限らず、

計算の理屈がどうもしっくり来ないんですが?

などと聞かれたときは、一応分かりやすくだまされる説明をするのですが、それで納得いかないときは、とりあえずやり方がわかったら

練習しているうちに分かるようになるから大丈夫だけど、2週間位してまだ気持ちが
悪かったら聞きにきて

と言うこともあります。

何でもかんでもすぐ分からなくてもいいのです。

 
 

Tag: 学び方  

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