「ヘイトスピーチ」の種の一つは学校かもしれない – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

学制についての記事でも書いたように、明治政府が学校を作った目的は、日本語で話し合える国民を作ることでした。その意味で、戦前戦後の学校は大成功したと思います。

だって、私は「自分が日本人だ」というのが当たり前だと思っていますから。多くの日本人が日本人だと思うことに、違和感がないはずです。

ところが日本人という言葉が表している概念は実にあやしい、と私は思っています。
 
 
私は大学を卒業した後、とある地方周りの劇団で働いていました。北は北海道から南は鹿児島まで、全国を旅してお芝居をさせていただいていたのです。

その実感から言うと「鹿児島と北海道が同じ国だ」とはとても思えないのです。

劇団を辞めた後は東京から大阪に行き、さらに三重県に流れ、数年前にまた東京に戻ってきました。東京と大阪も文化がかなり違いましたし、三重県はまた違いました。

三重県内でも、仕事などで伊賀地方、南勢地方、中勢地方を移動したのですが、かなりの文化の違いを感じました。>参考記事

私のささやかな人生経験から言わせてもらえば、日本全体が均質な一つの国だとは、絶対に思えません。
  
でも、同時に私は「自分は日本人だ」と確かに思っています。現実から得られる実感は「日本人と言ったってかなり違うぞ」であるにもかかわらず、「自分は日本人だ」とスッと思えている。これは一つは学校、もう一つはテレビなどのマスコミによる、ある種の洗脳ではないか。と考えています。
 
 
ちなみに日本の人口は1億3千万人弱。フランスの人口は7千万弱。ドイツの人口が8千万あまりです。フランスとドイツは合わせて1億5千万人ですから、日本の人口と対して変わりません。

ドイツ語とフランス語の違いは、秋田弁と沖縄弁の違いくらいかもれれません。
 
 
アメリカ合衆国は3億2千万人ほどいますが、50州あり、その一つ一つが半分独立国のようなものですよね。それでも多くのアメリカ人は自分がアメリカ人であることに、疑問を抱いてはいないでしょう。
 
だとしても、私はやっぱり、この「国民」という概念は、かなりあやしいと思えて仕方がないのです。
 
 
もちろん、このあやしい概念があるからこそ、大震災が起こるたびに自分のことのように心を痛めて、何かがしたくなったりあいます。あやしい概念が悪いというつもりもありません。
 
それでもその「あやしさ」に引っかかるのは、最近のいわゆる「ヘイトスピーチ問題」が起こるのも、このあやしげな日本人という概念が根拠になっていると感じるからです。

「日本人と言ったって様々だ」「生活文化もかなり違う」「言葉の使い方もかなり違う」「言葉が違う分だけ考え方だって違う」と、心底思えていれば、生まれてからずっと日本にいて、日本語しか話せない在日韓国朝鮮人の皆さんに向かって「日本がイヤなら帰れ」とか「殺してやる」などと言えるはずがないと思うのです。

私の生徒さんの中にも「在日」の子どもも大人もいたことが何度もあるので、「ヘイトスピーチ」がこれほど問題になり、横行し、しかもなくならないことが、私にはいまだに信じられません。

北海道の人も沖縄の人も、東京や大阪の人とも、ものすごく違うけれども、同じ日本に生きている仲間だと思う感覚と、いわゆる「在日」の人やブラジルやフィリピンから来て日本で働いている人も同じ仲間だと思う感覚と、私の場合はほとんど違いがないからです。
 
 
ちなみに、「○○さん、お前は日本から出て行け」とか「○○さん、お前を殺してやる」と特定の個人に言うと脅迫罪が成立するそうですが、「朝鮮人は日本から出て行け」とか「朝鮮人は皆殺しだ」などとスピーカーで叫んでも、相手が特定できないので脅迫にはならないのだそうです。

変な法律です。
 
 

Tag: ヘイトスピーチ  
 

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