診断名は参考にしかなりません – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

私が、いわゆる発達障害を持った子どもに出会ったのは、進学塾をやめて一人ひとりの学びに寄り添う学習塾を始めてからのことでした。「どんな人でも大丈夫」と広報したら、最初に問い合わせがあったお子さんが自閉症だったのです。

その時まで「自閉症」という言葉は知っていましたが、実際に会ったことはありませんでした。大急ぎで関連の本を読んで、最初の出会いの準備をしました。

いざ当人(仮にT君としましょうか)に会ってみると、本で読んだ自閉症の特徴の一部は当たっていましたが、全部ではありません。ある程度言葉もあるお子さんだったので、お母さんと3人でやり取りすれば通じ合うことも予想以上にありました。

その後、自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、アスペルガー症候群、場面緘黙(かんもく)、てんかん、精神遅滞、統合失調症、高次脳機能障害などと診断されたお子さんや大人の方の学習にもお付き合いさせていただきました。

そんな私の経験から言えることは「いわゆる診断名とその人の状況は、ほとんど対応していない」ということです。

たとえば、同じ自閉症と診断されていても、二人いれば一致する点より違いの方が浮かび上がってきます。その違いは、いわゆる健常児と比べたときの違いと変わりないくらい大きく感じられることもあります。

そんな私が診断名のある方とつきあう指針となったのは、当時小2だったT君に会ってから、参加させていただいた自閉症協会の学習会で聞いた、あるお医者さんの

「岡田さん。自閉症児の症例は自閉症児の数だけあるんですよ」

という一言でした。
 
それだったら「自閉症」から入るのではなく、その子の現実から入っていけばいいだけということだろう。だったら健常児とつきあうことと何の違いもないということではないか。健常児だって、本当に違いがあるのだから…

そう思って今日まで、いわゆる障害児の方とつきあう上で困って悩んだことは一度もありません。
 

Tag: 自閉症  
 

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