教育は言葉を支配できない – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

私は今、東京都民ですが、住んでいるのは多摩地域です。

「東京」と言うと、ほとんどの人は23区内を思い浮かべることでしょう。たとえば東京駅、皇居、国技館、武道館、国会議事堂、東京タワー、スカイツリー、赤坂、六本木、秋葉原、新宿歌舞伎町、都庁、等々…

まっさきに米軍横田基地や高尾山が浮かぶ人は少ないと思います。
 
 

東京から東京へ行く?

住んでいる実感から言っても、多摩地域は東京という感じがしません。

盲目のピアニスト辻井伸行さんのコンサートを聴きに初台にある東京オペラシティに行くときには、近所の人に「ちょっと東京まで行ってきます」などと言ったりするくらいです。
 
駅前の人通りの密度も違います。教室のある中央線国立駅などはまだ人通りがありますが、駅の前に山が迫っているところもあります。

ちなみに23区で一番乗降客数が多いのは新宿駅でJRだけで一日に150万人弱。23区外の一位はJR立川駅で30万人強。5倍くらいも違います。
 

多摩県に住んでいる気がする

人のありようも文化もずいぶん違うので、本当は23区内を東京都にして多摩地域は多摩県と呼んだ方が良い気がします。

実際の行政区も分けた方が、震災のときなどは決め細やかな対応が出来ると思います。中央線が止まり、幹線道路が不通になれば、都庁から奥多摩の情報を集めるのはむずかしいでしょう。

決定権のある機関が立川にあれば、対応がぜんぜん違うはずです。

逆に23区の機能が止まっても、立川から援助にいける可能性も広がるかもしれません。
 
さらに言えば、大島や三宅島、小笠原までもが「東京都」なのは、不思議以外の何物でもありません。
 

言葉の違いは気持ちの違い

私が以前住んでいた三重県でも、様子は違いますが、とても同じ地方だとは思えないほどの違いがあります。

と六つくらいに分けることが出来ます。そして、それぞれに気候や風土も違い、言葉も文化も人の気質も違うのです。
 
たとえば、伊賀地方では転がり落ちる事を「まくれ落ちる」と言うのですが、他の地方では通じません。しかも「まくれ落ちる」のニュアンスは決して「転がり落ちる」とは違うのですが、上手く言葉にできません。

また、体調が悪くて気持ちが悪い事を「づつない」と言うのですが、これも通じません。しかも「づつない」ときは「づつない」としか表現できないのです。

さらに、津市近辺では青虫などの虫をつぶしたときに出る汁のことを「ビータン」とか「ビーちゃん」とか言うのですが、これも他の地方では通じません。
 
学制発布から140年以上過ぎても、日本語はまだまだ多様で統一できてはいないのです。私は、この地球の上で、いろいろな生物が共生する『生物多様性』が大事なのと同じで、複雑な思いが共生する『言語文化多様性』はとても大切な気がします。
 

方言はグローバル化への近道

 
明治時代の学校は、全国に「日本語」を普及するのが一つのネライでしたが、平成の学校では、方言の復活を一つのネライにしてもいいのではないでしょうか?

小学校4年生までは、主に方言で授業が行われ、日本語の時間があれば、自然に全国的に標準語と方言が使える「バイリンガル」が増えるでしょう。

その上で、小5くらいから英語をフォニックスから勉強すれば、その気になる子は、方言、日本語、英語が使える「トリリンガル」になる可能性が広がる気がするのです。というのも、自分の中に文化の多様性がごく自然に備わっているのですから。
 
そういう見方をすれば、三重県は6県くらいに分けられます。同じように文化圏で分けていけば、日本は200県くらいに分けられるでしょう。

世の中ではグローバル化の掛け声が高く、みんな英語が話せるようにという人が多いようですが、私は方言を復活した方が文化的には豊かになる気がしています。

なぜなら、 人は違いから学ぶ生き物だからです
 
 

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知らない英単語の70~80%が
アメリカ人のように読めちゃうはずです
 



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