授業を真に受けると、自己評価がゆがむ – 読み書き計算で学ぶ – 1日15分の苦手克服

私(岡田康之)は、今のようなプリント学習中心の学習塾を始める前に、大手進学塾で数学と物理を教えていました。高校部の数学教材の開発の責任者もさせていただきました。

その経験から、わかりやすく楽しい授業をすればするほど、子どもたちの主体性はそぎ落とされていく傾向があると感じるようになりました。というのも、授業の内容も進め方も全部私が決めているからです。

ゲーム的な要素を取り入れたり、質問の内容を工夫したりもし、授業の評判も悪くはありませんでした。実績も出していました。

でも、やっている事を振り返れば、子どもたちが自分の関心から学ぶことはほとんどないと感じたのです。
 
 
進学塾ですから、学ぶ目標は「志望校に合格すること」です。入学試験の問題が、合格できるくらいの水準で解けるようになることです。

入試の問題は子どもたちの興味関心では決まりません。試験を実施する側の必要と文部科学省の指導要領の枠によって、子どもたちの現実とはまったく別のところで決められています。それに対応することが課題なのですから、子どもたちの興味関心が湧いてこなくても仕方がありません。

それでも中学高校と、人生でも一番多感な時期に、他人から与えられた問題をひたすら解くことに、毎晩毎晩数時間も費やし続けることはもったいないなぁと思うようになりました。
 
 
というのも、ごく一部の「優秀な生徒」を除くと、高々入試問題がスラスラ解けないことだけで、自分の事を「バカだ」とか「ダメだ」と決めつけてしまうのですから。挙げ句には「私は頭が悪いから」などと言い始めます。

私は

頭が悪いというのは、脳に腫瘍があったり、怪我をしたりして、身体や意識に不具合が出ていることだよ

などと言ったりしていました。
 
たとえば受験勉強が出来なくても、野球が上手い人は、頭が悪いわけがありません。ボールを投げたり、バットで打ったりするときにも、自分の脳の力を限界近くまで引き出さなければ出来るわけがないからです。

いわゆる受験に向いていないか、勉強の仕方を間違えただけの話で、頭が悪いはずがない、といった話をしても納得する子どもはあまりいませんでした。

つまり、進学塾の授業をいくら受けても、自分自身の気持ちや現状をどうとらえ、次に何をどうするのかという点では、すごく偏ってしまったままだと感じたのです。
 
 
世の中で生きて行くうえではほとんど役に立たない受験勉強が出来るかどうかは、人の能力を一つのものさしではあっても、すべてではないということを子どもたちや親御さんに、なんとしても伝えなければいけないと思うようになっていきました。
 
 


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